essie 729 LIMITED ADDICTION
今回はまだベタ塗りしてなかったLIMITED ADDICTIONの色見本です。
美しい赤ポリ!
初めて買った真紅の赤ポリです。私はどうも赤ポリに緊張してしまう癖があるので、普段こういうくすみのない真紅のポリをベタ塗りすることはないのです。
そのせいか赤ポリにはやっぱり特別感を感じてしまうなあ。背筋が伸びるというか。
以下たたみます。
1度塗り・トップコートなし
液質はシアーめでジェリー状。大変に塗りやすいです。1度塗りだとボトルよりやや浅めの赤に発色。でもこの色もかなり美しい…!
私はessieの刷毛が少し細すぎる爪なので、今度塗るときは1度塗りめから少したっぷりめにとって塗ってみようと思います。
しかしこの透明感!かわいいなー!好き!
2度塗り・トップコートなし
2度塗りするとボトルより深めのワインレッドに発色しました。こんなに色みが変わるのか!
そして2度塗りしても失われない透明感にも驚きです。なんていい色だ。
トップコートを塗らなくてもツヤツヤしてるのも気にいりました。
トップコート塗ってみました。
いつものレブロンのトップコートとセシェで仕上げましたが、ポリ自体にツヤがあるので、ツヤがそれほど出ないトップコートでも充分きれいに仕上がると思います。
あんまりきれいな赤なので、普段撮らないポーズで無意味に写真を撮ってしまった…。
近いうち、こないだ買ったジェルクチュールの赤ポリ2本もベタ塗りして色を比べてみたいところです。
赤ポリは、はみ出してしまうと目立つし剥げても目立つしでやっぱり緊張するポリなのですが、塗り終わるとめちゃくちゃ気合が入るというか、元気が出ます。多少ダルくても化粧もちゃんとせにゃと思えるし(ダメな発言)。
昔読んだ武田百合子のエッセイに、国会図書館だかでコピー待ちをしていた時、あまりに長いこと待たされていたものだからキッパリと意見を言ったおじいさんの話がありました。
その時、あんなふうにはっきりとした口調で理路整然と意見を言えるのは凄い、と自分も思ったのに、その時口紅も付けないで出てきてしまったものだから、自信が出てこず言えなかったというくだりがありまして、赤いポリを見るといつもその話を思い出します(エッセイにあったのは口紅だけど)。
その話の流れで、戦後の闇市でPXの横流し品の赤い口紅を手に入れ、周りの大人たちが眉をひそめるのも構わずその赤い口紅を付け、意気揚々と物々交換などに精を出していた思い出話も書かれていて、やっぱりお化粧品というのは元気が出るものなんだなと当時も思いました。
私にとってそれは赤いポリなのかもしれません。
時間がないとか心に余裕がないとかいろいろな理由でネイルをしてなかった時期もあったのですが、爪に好きな色が塗られていると、やっぱり多少気持ちは軽くなるのです。
とくに何かを解決してくれるわけではないけど、ほんの少しだけ前向きになる手伝いをしてくれる。
そう思うと、この先またいろいろ忙しくなったり余裕がなくなったりすると思うけど、ネイルだけはやっておこう。
…と来たる年末の慌ただしさに、思ってみたりしました(笑)。
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